優しさの使い方もままならない人がはびこって
君の為と差しのべられた手が
なんとも刺々しい

人に迷惑かけぬように
かつ自分が自分でいられるように
沸き起こる数多の感情は
殺せるだけ殺してきた

だけど別に楽だったんだ
この世界に晒してる姿は
本当の自分自身なんかじゃなくて
気付けば誰かに作り上げられたもの

生きることが自分を殺し続けることなら
笑わなくたって生きていける気がしたけど
信じるってさこんなに難しい作業だったかい?
生きてくにはアテになるのはもう自分だけかな

どうしようもない夜が来て
眠れないまま朝が差し込んで
淡々と晴れ上がった空に
なんだか嫌気がさした

こんな世界なら こんな世界なら
「もういっそのこと」って思ったけど
こんな世界なら こんな世界ならって思えば思うほど

生きてきた時間はどれくらいだ?
生きていると感じるときは
死んだような日々を過ごした賜物

逃げることで自分を生かしたっていいだろ
この絶望を信じるから始まるような終わりをください

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